2012年07月26日

X60バッテリー



実際にWindowsのレスポンスはどうなっているのか、各種動作にかかる時間を計測した。計測したのは、Windowsの起動、休止状態への移行と復帰、スリープ(ThinkPad T60バッテリー )への移行と復帰、シャットダウンの動作にかかる時間だ。


 Windowsの起動時間は電源ボタンを押してから「ようこそ」画面が出るまでの時間と、XPの場合はタスクトレイに全アイコンが並んでポイン ターの砂時計表示が消えるまで、Vistaの場合はウェルカムセンターが起動するまでの2段階で計測している。インスタントモードの起動時間も計測した が、これは本体のボタンを押してからGUIが完全に表示され、ユーザーの操作が可能になるまでの時間だ


テスト時の設定は基本的にデフォルトで、ACアダプタを接続している。各動作時間はバラツキがあるので、計測は5回以上行い、異常な数値が出た場合 はそれを排除したうえで平均値を採用した。今回のテストは購入直後に近い状態で行ったため、ThinkPad T60p 電池 のアップデートやソフトのインストールなどにより、各動作にかかる時間は大きく変わってくるはずだ。


 結果はVistaとXPの仕様の違いもあり、起動や休止状態への移行/復帰においてXPモデルが高速だった。Vistaは起動や休止状態からの復帰に時間がかかるため、高速に移行と復帰が可能なスリープや、インスタントモードを活用するとよいだろう。


 以下に起動とシャットダウンにかかる時間を店頭販売向けのVistaモデルVGN-P70H/RとXPモデルVGN-P50/Gで比較した動画を 掲載したので、参考にしてほしい。動画中のテスト結果とグラフの値が一致しないのは、前述の通りグラフでは複数回計測を行い平均値を採用してるからだ。


実際に店頭向けのXPモデルVGN-P50/GでWindows XPを動かした印象だが、基本操作のレスポンスに不満はなく、店頭向けのVistaモデルVGN-P70H/Rのように反応の鈍さにイライラさせられるこ とはほとんどなかった。Atom N200番台のCPUとWindows XPを搭載したNetbookに比べると少し遅く感じるが、これなら特別にOS軽量化のカスタマイズしなくても十分使える印象だ。IBM ThinkPad R60eバッテリー


 以下の動画は、VGN-P50/GでWindows XPを実際に操作した様子を撮影したものだが、Windows Media Player 11で音楽を聴きながら、ほかに複数のウィンドウを立ち上げて設定変更するなどの動作が軽快に行えている。また、FOMA HIGH-SPEED対応ワイヤレスWANによるWebブラウズも使い勝手がよい。動画を撮影した環境は、ワイヤレスWANの受信感度があまりよくない場 所(アンテナバーは2本で、下り1Mbps程度)だったが、大きな問題なくWebページが閲覧でた。


なお、今回から追加されたハイエンドパーツのAtom Z550(2.0GHz)と256GバイトSSDを組み合わせた構成の操作感についても触れておこう。ベンチマークテストの結果から予想される通り、 Atom Z540(1.86GHz)と128GバイトSSDを搭載した従来のハイエンド構成と比較して、明らかに体感できるほどの差はなかったが、さすがに Vistaでもかなり頑張って動いてくれる。Vistaモデルならではの機能やアプリケーションを活用したいならば、CPUはAtom Z530(1.6GHz)以上、データストレージはSSDを狙いたい。Lenovo T500 アダプタ


 一方、パフォーマンス面でXPモデルがVistaモデルに劣るのがグラフィックス性能だ。Intel SCH US15Wチップセットに統合されたグラフィックス機能のIntel GMA 500は、HD動画の再生支援機能を備えているが、XP用ドライバやソフトウェアのサートが整っておらず、XPモデルではHD動画の再生支援機能がサ ポートされない。


 以下の動画は、XPモデルVGN-P50/GとVistaモデルVGN-P70H/RのWindows Media Player 11で720p/1080pのWMVファイル(マイクロソフトの公式サイトで配布しているWMV高精細コンテンツ)を再生したものだが、前者は動画の再生支援が効かないため、動画が静止画スライドショーのように表示され、視聴は困難だった。IBM ThinkPad Z60t バッテリー


XPの採用によるバッテリー駆動時間の変化もチェックした。VAIO type Pはスリムボディを実現するため、薄型のリチウムイオンポリマーバッテリーを採用する。標準バッテリーは容量が7.4ボルト 2100mAh(重量約145グラム)で、別売の大容量バッテリーパックLは7.4ボルト 4200mAh(重量約263グラム)だ。バッテリーパックLを装着すると、重量は約118グラム増え、本体後部が約11ミリ盛り上がり、キーボードに角 度が付く。公称のバッテリー駆動時間は、店頭向けのVistaモデルが標準で約4.5時間、大容量で約9時間、店頭向けのXPモデルが標準で約4時間、大容量で約8.5時間と30分ずつ短くなっている。これはVistaのほうがXPより省電力機能に優れていからだ

ここではできるだけ同条件で、標準バッテリーとバッテリーパックLの駆動時間を比較した。テストにはBBench 1.01(海人氏作)を使用している。BBenchの設定は、10秒ごとにキーボード入力、60秒ごとに無線LAN(IEEE802.11g)によるイン ターネット巡回(10サイト)を行うというものだ。電源プランは「VAIO標準設定」、ワイヤレス通信機能はオン(ワイヤレスWANはオフ)、ディスプレ イの輝度は最大、音量は半分(ヘッドフォン装着)といった状態で、満充電からバッテリー残量がなくなり自動で休止状態に移行するまでの時間を計測した。X60バッテリー


 テスト結果は公称値とは異なり、店頭向けXPモデルのVGN-P50/Gが最も長時間のバッテリー駆動が可能だった。標準バッテリーで2時間50 分、バッテリーパックLでは6時間を超える連続駆動が行えたため、バックライト輝度を下げて省電力効果が高い設定にすれば、外出先での長時間運用にも十分 対応できそうだ。Vistaモデルに関しては、XPより詳細な電力設定に対応しているため、もっと省電力を重視した設定にすれば、XPモデル以上の連続駆 動も行えるだろう。Atom Z550(2.0GHz)と128GバイトSSD搭載のハイエンドな構成は、さすがに駆動時間では分が悪かった。IBM ThinkPad X60s 電池


posted by chongtou at 19:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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