2012年08月06日

ASUS Eee PC 1005HAG バッテリー


Sandy Bridge世代のMacBook Airユーザーではなく、2世代前(Core 2搭載モデル)のユーザーだろう、というのが前回の結論だった。


 とはいえ、常に最新機種を購入する余裕があるのなら、主にシステムパフォーマンスの面で新モデルに乗り替えるメリットはある。ただし、そこで気に なってくるのが性能以外の部分だ。今回は追補編として、新旧モデルのアーキテクチャの変更により、マシン使用時の発熱状況がどう変わったのかを見ていくこ とにする。Asus K53U バッテリー


 評価に使用したのは、新型11インチMacBook Air(MD224J/A)と新型13インチMacBook Air(MD232J/A)で、比較に2011年発売の11インチMacBook Air(CTO)と13インチMacBook Air(MC965J/A)、および2010年発売の11インチMacBook Air(CTO)を並べている。測定器はおなじみのNECAvio赤外線テクノロジー製赤外線サーモグラフィ装置「InfReC Thermography R300」だ。なお、比較対象として挙げた旧機種のCTOモデルは、スペックをハイエンド構成で固めているので、結果は参考程度に見てほしい。


今回の測定では、OS X起動30分後(アイドル時)、連続動画再生30分後、ベンチマークプログラム(CINEBENCH 11.5)連続実行時30分後の3パターンで、キーボード面と底面の最高温度/最低温度を計測している。室温は約28度だ。ASUS Eee PC 1005HAG バッテリー


 下の画像で示したサーモグラフィ装置の計測グラフは、下限を24度、上限を45度にそろえている。低温から高温になるにつれて、黒、青、緑、黄、赤、白と色が変化し、それぞれの環境で最も高温な点と最も低温な点は画像内に明示した。それでは結果を見ていこう。


 OSを起動して30分間アイドル状態が続いたときの発熱状況は、11インチモデルの最低点が24.8度、最高点が29度、13インチモデルの最低 点が24.4度、最高点が28.3度とほとんどを熱を帯びず、むしろアルミボディが冷たく感じられる。旧世代のモデルはこれよりもわずかに温度が高い傾向 にあるが、それもまったく気にならないレベルだ。騒音計を用いた測定(環境騒音27デシベル)でも30デシベルを下回っており、ほぼ無音に近い。Asus Eee PC 1000HA バッテリー


次に1分間のQuickTimeファイルを30分間連続再生した後の結果を見てみよう。11インチモデルは、新型の最高点が31.7度とアイドル時 と同等のレベルまで抑えられている一方、旧世代の2モデルはCPUを中心にキーボード奥から中央に向かって熱を帯び始めた。特にCTOで最高スペックにカ スタマイズした2011年モデルは最高点が38.5度まで上昇している。指で触れて不快に感じるほどではないものの、はっきりと差が出た形だ。


 一方、13インチモデルも同様の傾向で、Ivy Bridge世代の最新型は動画再生程度の負荷ではほとんど発熱していないのが分かる。底面の温度はファンと排気口がある本体背面左(画像では右上)を中 心に温度が上昇しているが、ひざの上に載せても熱くはなかった。なお、連続動画再生時でファンの音が増大したのは“全部入り”にカスタマイズした2011 年モデルのみで、新型モデルは30デシベル前後に抑えられており、映画などを視聴する際にファンノイズが気になることはなさそうだ。K53E バッテリー


 最後にベンチマークテストプログラムを30分間連続で実行したときの結果を見てみよう。この状況になるとさすがに全モデルでファンノイズが増大 し、本体背面から風を切る音が聞こえ始める(負荷をかけ続けると、新型11インチモデルは40デシベル前後、新型13インチモデルは45デシベル前後に達 する)。また、新型11インチモデルは熱源に近いファンクションキー周辺が40度を超え、旧世代の2モデルは45度前後まで上昇した。


 13インチモデルも同様の傾向だが、Sandy Bridge世代の旧型よりもIvy Bridge世代の新型のほうがキーボード面の温度は低いという結果になった(ただし、比較機種が多い長時間の評価で、測定中に室温が上昇してしまったた め参考値として見てほしい)。なお、いずれのモデルも、手が触れやすいパームレスト部分の熱がそれほど上がっていない点は好印象だ。Asus M5200N


 一方、底面の温度は、11インチと13インチの両モデルで、新型MacBook Airは40度を下回った。真夏の屋外で使ったり、排気口付近に直接肌が触れなければ、ひざの上に載せて使用しても特に問題はないだろう。ただし、CTO でCore i7(Sandy Bridge世代)にカスタマイズした旧モデルは45度近くまで上昇しており、はっきりと分かるくらい熱くなる。最新モデルではCTOオプションに 2.0GHz Core i7(Turbo Boost 2.0時最大3.2GHz)も用意されているが、熱設計の面で余裕が少ない11インチモデルに搭載するのは避けたほうがいいかもしれない。個人的な印象で は、標準の1.7GHz Core i5でも十分快適だし、モバイルPCをひざの上で使いづらくなるデメリットのほうが大きいと感じる。Asus A32-F82 バッテリー


最後に、前回のレビューで 触れなかったバッテリー駆動時間についても実測してみた。まず、OS X環境下では「新幹線や飛行機の中で動画を見る」という状況を想定し、画面輝度とキーボードバックライトを最高にしたうえで、1分間のQuickTime ファイルを全画面で連続再生し、バッテリーが切れるまでの時間を手動で計測した。 Eee PC 1008HA アダプタ


 OSは出荷時にプリインストールされていた「OS X Lion」と、先日リリースされた最新版の「Moutain Lion」の両方で行っている。また、Lionでの測定は「MacBook Air および MacBook Pro アップデート 1.0」を適用する前のものだ(ただし、LionとMoutain Lionで室温などの測定環境が同一ではないため、結果の差がOSやアップデータによるものかどうかは明言できない)。


 結果はLion環境下で11インチモデルが3時間31分、13インチモデルが4時間58分、Mountain Lion環境下で11インチモデルが3時間46分、13インチモデルが5時間29分となった。かなり厳しめの測定条件のため、公称値の約5時間(11IdeaCentre A720は、液晶ディスプレイとPC本体が一体になった、いわゆる液晶一体型PCだ。その姿は、27型ワイド液晶ディスプレイが、ドンと据え置いているの に等しい。ボディのパネルはアルミニウムを採用して、マットな仕上がりで高級感がある。PC本体(システム基板やストレージデバイス、光学ドライブなど) は、ASUS Eee PC T91MT バッテリー ディスプレイのスタンド部分に格納する。ディスプレイ部分とスタンドを含めた本体サイズは、650(幅)×220(奥行き)×480(高さ)ミリで、 重さは約11キロ。設置に要するスペースが、ほぼディスプレイ分だけで済むので、27型ワイドというサイズでも、配置できる自由度は意外と高い。特に単身 者向け住宅で部屋数とスペースに制約のある場合、特に恩恵を受けるだろう。


 IPSパネルを採用したディスプレイの発色は良好で、静止画を見るにしても動画コンテンツを見るにしても満足できる画質を楽しめた。また、本体に HDIM入力を備えているので、メインで使うPCのサブディスプレイにしたり、HDDレコーダー経由でテレビ代わりにしたりといったこともできる。ASUS Eee PC 1001PX アダプタ このよ うに、PCの新規導入だけでなく、既存環境への組み込みも配慮している点は評価したい。


 液晶ディスプレイ部分の形状はフルフラットで、厚さは約18ミリと薄い。パネルにはグレア加工を施している。液晶ディスプレイ部分とスタンドをつ なぐアームは、左右の首振りに対応していないが、上下の可動域が広い。ディスプレイ面を完全に天井を向けた状態で“テーブルPC”のように扱ったりでき る。液晶ディスプレイ部分を動かすときには、ほとんど力もいらず、スッと動くので使いやすい。IdeaCentre A720のスタンドは、2カ所で角度を変えられる。2カ所の可動部は連動しており、それぞれを独立して変更できない。そのため、角度とディスプレイの位置 の関係もほぼ固定で、“ディスプレイを手前に出す”“ディスプレイを奥に引っ込める”という設定はできなくなっている。Asus A42-K52 バッテリー


 また、液晶ディスプレイを立てた状態で使用する分には省スペースだが、水平に倒して利用することを前提とするならば、液晶ディスプレイのサイズだ け設置場所を確保する必要がある。さらに、水平にした状態でどのように使うのかも考えてIdeaCentre A720を設置しておきたい。220ミリという奥行きを生かして、普段は壁際に設置して、みんなで使う水平状態にしたときだけリビングのテーブルに移動し ようとしても、本体が約11キロとなかなか気軽に動かせる重さではない。液晶ディスプレイを水平に倒せる液晶一体型PCは、レノボ以外にもAcerなどが発表しているが、多人数参加のゲーム以外では、アプリケーションを 含めて具体的な利用シーンを提案するまでにいたっていない。水平になったディスプレイを複数のユーザーが取り囲んで使って意味のある利用目的とそのための アプリケーション(テーブルを囲むすべてのユーザーが同じように使えるように、上下左右が関係ないユーザーインタフェースなどを導入する必要がある)が登 場して、ようやく有効な機能としてユーザーに利用してもらえるのではないだろうか。


 Asus Eee PC 1215PE バッテリー標準で無線接続のマウスとキーボードが付属する。マウスは卵形状に近く、


独自ボタンもない扱いやすいので、そのまま使用しても不都合はない。一 方、キーボードは、デザインを本体と統一しているものの、レイアウト、キーを押したときの感触などに独特の“クセ”があるので、慣れるまで時間がかかる。 慣れる前に、デスクトップPC用のキーボードを別途導入するのも解決策としては速いかもしれない。


 フルサイズキーボードではなく、ノートPCのIdeaPadシリーズに似たキーレイアウトになっている。Enterキーは縦に細く、その右隣は 「Home」「End」「PgUp」「PgDn」キーが並ぶ。評価担当者は慣れるのに時間がかかり、最終的には、普段から使用しているキーボードを導入し て操作していた。ASUS X54H バッテリー


イン チモデル)/約7時間(13インチデル)には届いていないが、出張などの移動で動画を見るといった場合でも、いいところでバッテリーが切れてしまうと いったことはなさそうだ。


 一方、Windows 7環境下では、出先でのWeb閲覧や文書作成を想定して、Windowsの電源プランをバランス(画面輝度40%)に設定し、BBench 1.01(海人氏作)を用いて、10秒おきにキーボードを入力、60秒ごとにインターネット巡回(10サイトをループ)を行うという設定でテストしてい る。 A32-UL20 バッテリー


 結果は11インチモデルが約4時間29分、13インチモデルが約6時間15分となった。13インチモデルは実測でも6時間を超える優秀な結果だ。出先での打ち合わせや通勤時に使うといった用途であればバッテリーが切れる心配はまずないだろう。


posted by chongtou at 10:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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